Think Globally, Act Locally 2学年主任 早見先生
Think Globally, Act Locally
(国際的な視野を持ち、身近なところから行動しよう)
2学年主任 早見 京子
この4月より本校は東海大学付属福岡高等学校という新しい名前になりました。私が毎日、接している2年生は以前の「東海大学付属第五高等学校」としての最後の入学生ということになります。校名が変わるという節目、創立50周年という節目に在校しているということは、学生生活の中でめったに体験できることではありません。学年主任として、学内の中で、特に2年生には中堅学年として、前向きに学校生活を謳歌してほしいと思っています。
本校のここ数年の変化の一つとしては、マレーシアの高校と姉妹校になったことや、留学生を迎えたことがあります。本学の創設者である松前重義先生は30代前半でデンマークを訪問し、その地で教育の大切さを感じ、国際的な感覚持つ先駆的な人物でした。現在は、IT化やグローバル化が進み、身近に異文化や外国語に触れる機会が増えています。2年生も昨年、クラスにマレーシアの高校からの留学生を迎え、楽しい思い出が出来た人もいるでしょう。今年度の修学旅行の希望地でグアムを選択した人は、さらに異文化に触れる機会が得られます。
ただ、異文化理解とは、海外事情に詳しくなることだけではありません。校内では、「気軽に英語を使おう」という趣旨で月曜日と金曜日の昼休みにEnglish Caféを開いています。是非1度のぞいてください。ALTの先生を中心に、お弁当を持ち寄って(寮生の食事は事前に運びます!)、学校やTVや音楽の話をして、地域の方の飛び入り参加もあり、自由な雰囲気の空間です。
同じクラスの中でもまだ挨拶もせず、話をしたことのない人がいませんか?こんなことも小さな挑戦であり、自分の殻をやぶるワンステップだと思います。世の中は本当に広いです。卒業後、広い実社会に漕ぎ出す前に、他者の考えや夢を尊重し協力して過ごす、という大人になってからも大切なことを本校で一緒に学んでいきましょう。