さあ、高校生活最後の一年!
2019/04/27
さあ、高校生活最後の一年!
第3学年主任 福本 拡志
3年生の生徒たちへ
2019年度が始まって2週間が経過しました。いよいよ最終学年です。今年度は、最高学年としての責任ある行動をとりながらも、高校3年生として進路選択の不安や悩みと戦い続ける1年間になります。3年生の進路は進学と就職と大きく二つに分かれますが、どちらを選ぶにしても今までの人生の中で最も重要な岐路に立つことになります。進路についてしっかりと考え、様々な進路活動に積極的に参加して、自分の将来を決めて欲しいと思っています。3年生全員が進路を決定して、卒業式を迎えられることを願っています。
”初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前(きょうぜん) の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫らす”
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さて、4月1日に『令和』という新しい元号が発表になりました。この『令和』という2文字は、万葉集にある下記の和歌からを選んだとのことでした。
『令和』には、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められており、厳しい寒さの末に綺麗に咲き誇る梅のように、日本人ひとりひとりが美しい花を咲かせられるような時代にしたいとの思いが込められているそうです。
君たち3年生は、『令和』最初の卒業生です。元号の変化だけでなく、時代の大きな変化にも対応していかなければなりません。進路決定とともに、この激動の時代変化にも対応できる力を養って欲しいと思います。
最後に、現在の社会情勢は、進路決定を目前にした生徒たちにとって大変困難な状況にあります。保護者の皆様もお子様の良き相談役となり、共に進路について考えていただきたく、お願い申し上げます。