東海大学海洋調査研修船「望星丸」研修より 教頭 笠井 貴伸
2018/08/20
東海大学海洋調査研修船「望星丸」研修より 教頭 笠井 貴伸
東海大学の付属高校の魅力の一つが学園の「スケールメリット」にあります。
「東海のスケールメリット」として私が紹介したいものに「望星丸研修航海」があります。
2年に一度静岡県の駿河湾で行われる研修です。今年は7月23日(月)から25日(水)の2泊3日の研修となりました。
23日夕方静岡県清水港を出港駿河湾内のポイントを回り各種の実験を行いました。 24日にはメインの水圧実験や海底生物の採取が行われ、水深1600mの海底近くに沈めたカップ麺の容器が圧力により収縮することがわかりました。引き上げられた砂泥の中から見たこともない水棲生物が現れました。
今年度は操船体験や船の上からの夜釣りや天体観測もあり忘れられない体験となりました。
船酔いに最初は悩まされた人もいたようですがなかなかできない体験でした。
夏休みのこの時期は国際交流事業、次世代リーダー塾、学園オリンピックなど多くの研修や体験学習が準備されています。
一人でも多くの生徒が自ら手を挙げこれらの研修に積極的に参加し、様々な経験を積んで新たな夢や目標を見つけてほしいと思います。