目配り・気配り・心配り 2学年主任 福本 拡志
目配り・気配り・心配り
2学年主任 福本 拡志
2018年度が始まって2週間が経過しました。403名の後輩たちが入学し、様々な場面で少しずつ先輩としての自覚が出てきたのではないかと思います。
高校2年生はとても重要な学年です。修学旅行などの楽しみな行事も控えていますが、進路についてじっくりと考えることができる時期でもあります。自分自身の今後のことですので、家族や友達としっかりと相談してください。困ったことなどあったときは、先生方にいつでも相談に来てください。
今回は、私が入学当時から生徒たちに伝えていることを記載したいと思います。それは、「目配り・気配り・心配り」という言葉です。インターネットで検索してみると、様々な定義がされていますが、私は以下のように考えています。
目配り:注意をゆきとどかせて見て聞いて、それらの1つひとつから本質を見極めること
気配り:目配りで感じとった本質から、何をしてあげればいいかを配慮すること
心配り:気配りで感じた配慮を、実際に行動であらわすこと
これらの言葉がとても重要ということは、私が大学卒業後に一度企業での勤務経験があることからきています。
本校校長のブログにも“本校の理想とする教育”として以下のように記載がありました。
『自分のことより、友人や周り人のことに気配り心配りができる人。
社会や世界の情勢に目をむけて、心を配ることができる人。
そして、自身の生き方として、他人の幸せを自分の幸せとできる人を育てたい。』
この理想の教育を実現するために本校では、三つの具体的な教育方針を打ち立てています。
◎『ナンバーワンをめざす!』
〜高い志と大きな夢に挑戦することで、真のオンリーワンに成長させる教育〜
◎『Team Tokai Fukuoka』
〜チーム力・団体戦で、仲間と共に成長し、感謝の心を育てる教育〜
◎『主人公は生徒』
〜生徒が主人公になる活動を通して、すばらしい大人に育てる教育〜
高校時代に「目配り・気配り・心配り」ができるようになり、将来、社会の多彩な分野でリーダーシップを発揮し、活躍できる人間になって欲しいと思います。そのために、私たちは全力でサポートします。