新年のご挨拶 校長 津山憲司
新年明けましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
本校では、昨年スクールバスの導入や携帯電話の持ち込み許可などたくさんの改革を進めてまいりました。また、部活動においても、春の選抜甲子園出場に始まり、全国高校駅伝大会出場そして女子サッカー選手権大会で締めくくりました。みんなよく頑張ってくれたと思います。皆さま方にはたくさんのご声援とご支援を賜りましたこと厚く御礼申し上げます。
今年は戌年であります。十二支のうち戌は十一番目にあたります。十二支は古より時刻や方角を表すのに用いられ、戌は午後8時ごろと西北西の方角を表しています。また、「戌」という漢字に、水(さんずい)と火を加えると「滅」という漢字になります。「戌」という漢字には、草木が枯れるという「滅」の意味があるそうです。安心してください。決して悪い意味ではありません。季節でいうと秋が深まり、草木が葉を落とし休眠して、その枝や根っこの中に新たな命の種を蓄えるという意味です。滅びるのではなく新しい命を育む、すなわち、新しい力をしっかりと蓄えるという意味が、「戌」の漢字にはあるそうです。
今、受験に臨んでいる皆さんは、しっかりと力をつけて来たるべき春に向かってください。
また、大きな目標にむかってチャレンジしている皆さんも、苦難や試練を乗り越えてしっかりと力を蓄えて、大きな夢をつかんでください。戌年である2018年が皆さんにとって、夢をつかむための力を蓄える年になることを願っています。
本校も、「人間力を育てる」というポリシーの実現のため、『Team Tokai Fukuoka』をモットーに全員が心をひとつにして、それぞれがめざすナンバーワンにむけて進んでいきたいと思います。皆さまのご理解とご協力そして熱き心をよろしくお願いします。
新しい年が、皆さまにとってすばらしい年になりますよう祈念しております。