ナンバーワンをめざす! 校長 津山 憲司
「ナンバーワンをめざす!」
本年4月1日より校長職を拝命しました津山憲司です。出身は大阪市で今年56歳になります。福岡に赴任して7年目になります。それ以前は大阪の付属仰星高等学校に勤務しており、また神奈川にある付属相模高等学校にも2年間の赴任歴があります。
昨年度まで6年間は前校長の下で副校長・校長代理を務めておりました。なりたての新米校長でありますので、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
先般、本校野球部の32年ぶりの甲子園出場に際しまして、多大なるご支援とご声援を賜りましたこと、心より感謝いたします。おかげさまで校歌を2回甲子園で聞くことができ、ベスト8という結果を残すことができました。このことは、野球部のみならずすべての部活動や学校全体に勇気と自信を与えてくれたと嬉しく思っております。また、夏の大会に向けて更なる精進をして、臨んでくれるものと思っております。今後とも、変わらぬご声援を賜りますようによろしくお願い申し上げます。
さて、本校は、東海大学である学園の建学の理念の実現のために、三つの具体的な教育方針を打ち立てています。
◎『ナンバーワンをめざす!』
〜高い志と大きな夢に挑戦することで、真のオンリーワンに成長させる教育〜
◎『Team Tokai Fukuoka』
〜チーム力・団体戦で、仲間と共に成長し、感謝の心を育てる教育〜
◎『主人公は生徒』
〜生徒が主人公になる活動を通して、すばらしい大人に育てる教育〜
これら三つの教育方針には、夢へ挑戦する大切さ、仲間との信頼と周りの人への感謝、そして、すばらしい大人に育つための鍵を盛り込んだ教育方針だと考えています。詳しい意味や意義については、本校ホームページの「校長あいさつ」のページを読んでいただけたらと思います。
ここで一番大事なことは、この教育方針のもとで教育活動を進め、どのような生徒を育てたいかということです。私は、本校の3年間で、「自分のことより、友人や周り人のことに気配り心配りができる人。ひいては、自身の生き方として、社会や世界の情勢に目をむけて心を配ることができる人材」を育てたいと考えています。自己中心的な考え方ではなく、自己と他者と社会とのつながりを考えること。すなわち、自身の人生観、自分の人生をいかに生きるべきかという命題に、真剣に向き合って欲しいと思っています。
本学園の教育の指針である‘若き日に 汝の思想を培え’まさしく自己の人生観や価値観、歴史観や世界観を培うことが、必ずや‘若き日に 汝の希望を星につなげ’という夢の実現につながるものと信じています。
私は、東海大学付属福岡高等学校を誇りに思っております。そして、生徒・保護者、卒業生、地域の方そして教職員、周りのすべての人々が心から誇りに思える学校づくりをめざしています。