『生徒の元気な声とすてきな笑顔があってこその学校! ~感染予防意識を高く~』
『生徒の元気な声とすてきな笑顔があってこその学校! ~感染予防意識を高く~』
昨日、3月3日から続いた臨時休校を解除し、部活動の限定的な再開をいたしました。グラウンドや体育館に生徒の元気な声とすてきな笑顔が19日ぶりに戻ってきました。思えば、この18日間、生徒の姿のない学校、生徒の声が響かない学校でありました。学校敷地内が静まりかえりまるで廃墟のような雰囲気でした。おそらく、開校以来54年間、全く生徒がいない18日間はなかったと思います。校舎もグラウンドも体育館もようやく息を吹き返して喜んでいるように見えます。本当に、生徒あっての学校だと、つくづく感じたところであります。
しかしながら、コロナウィルス感染が終息したわけでは決してありません。世界中では今も感染が拡大しております。学校にもコロナウィルスの感染が起こる可能性も否めません。我々としては、部活動の限定的な再開にあたっては、「部活動における感染予防マニュアル」を作成し、できる限りの予防対策に努めております。また、1週間再開延長しました寮につきましても、「寮生活における感染予防マニュアル」を作成し、再入寮に備えております。さらに、4月6日より迎える新学期開始にむけても「学校生活における感染予防マニュアル」を作成して、感染予防に努める所存であります。そういったマニュアルの中で一番重視していることは、自分自身の健康に常に留意して、毎日自分の健康チェックをしてほしいということです。手洗いうがいのこまめな励行はもとより朝夕の検温など、一人ひとりが感染予防に努め、自分自身の健康状況をコントロールして欲しいと思います。そのための「自己チェックシート」も準備をしています。
また、現時点では寮の再開、新学期スタートを予定通り行うように考えておりますが、国内のコロナウィルス感染について、まだまだ油断のできない状況であります。また、政府の方針や社会情勢も日々変化しています。今後、更なる臨時休校措置をとらざるを得ない状況も想定をしております。そして、もし本校の生徒や教職員にコロナウィルス感染者が発症した場合も、迅速かつ適切な対応をしていきたいと考えております。事前のお願いでありますが、その場合も、感染者に対する差別・誹謗中傷また犯人扱いなどがないようにお願いいたします。予防に努めた上での感染においては、悪いのはコロナウィルスであって、感染者ではありませんので、よろしくお願いします。
最後になりますが、一人ひとりが感染予防意識を高く保ち、チーム東海福岡として力を合わせ、コロナウィルスとの闘いに打ち勝ちましょう。なにより生徒の安全・安心を第一に学校活動を進めてまいりますので、今後ともご理解・ご協力のほど、宜しくお願いいたします。